今年の一言は振返り

2019年の私にとってのキーワードは、

  振  返  り

         です。

 

「もし、神様があなたにもう一度、この1年をやり直せるというプレゼントをくれたら」

  あなたは何をしますか?

人とホスピタリティ研究所の高野 登代表
人とホスピタリティ研究所の高野 登代表

この話をお聴きしたのは

 人とホスピタリティ研究所の高野 登代表 

                      からです。

 

お聴きしたのは

今年の始めの1月10日と

来年の計画をたてる時期の12月10日の2回です。

 

いずれも、次の話が続きます。

「今年しようと思ってできなかったことは何ですか。」

「そして、来年は必ずやりたいと思うことは、

 来年のスケジュールに書き込みましょう。」

 

 

プロセスの改善だけでは問題を解決できない

 振返りにおける シングルループ学習とダブルループ学習

 

振返りには、シングルループ学習とダブルループ学習の二通りの方法があります。

この考え方の説明も難しいと感じていましたが、ようやく納得してもらえる説明ができるようになりました。

 

シングルループ学習は、目標と問題構想を所与ないし一定としたうえで、最適解を選び出す学習方法です。つまり、既存の考え方や行動の枠組みの範囲内で問題解決を図る考え方です。

 

ダブルループ学習は、固定観念を捨て去り、外部から新しい知識や枠組みを学習しつつ、前提条件を見直す学習方法です。「問題が生じた背景(原因)を探ろうとする考え方です。

 

プロセス改善は、スタートとなる思想・手法をそのままに過程を最大限に改良する方法なので、プロセス改善での成功体験は、「結果が出ないのは努力が足りないからだ」と精神論に繋がりやすい傾向があります。ですから「成功体験は陳腐化するという認識」と既存の考え方や行動の枠組みの見直しを考え、学習をすることも必要といえます。

こんな1年にできたら

 

高野さんの話を聴き、多くの人ができなかったことややり直したいことがあるなかで、「もう一度、今年と同じことを繰り返したい。」と言われた方がいるそうです。

 

その人は、「今年は、いろんな出会いや出来事があり、こんなにワクワクした年なら、もう一度やりたい。そうすればもっと翌年はいい年になるから。」と言われたそうです。

 

 

このような、素晴らしい1年に、お互いがなりますようお祈りをしています。